早稲田アカデミーの夏期合宿で起こった大規模な盗難事件。
ネット上では内部犯による犯行なのか、外部犯による犯行なのかでさまざまな意見・考察が出ています。
というわけで今回は早稲田アカデミー合宿盗難事件について、現在出回っている状況のまとめて、独自の考察を述べていきたいと思います。
早稲田アカデミー合宿盗難事件
概要
早稲田アカデミーが毎年夏に実施している夏期合宿で、大規模な盗難事件が発生しました。
2015年の日程は、8月8日から8月12日までの5日間(4泊5日)。
中学3年生は約4200人が参加しており、長野県の複数のホテルに分かれて合宿に参加していました。
盗難被害に遭ったのは、そのうちひとつのホテルに滞在していた約340人の生徒。
早稲田アカデミー側は生徒から回収した貴重品類(携帯電話・スマホを含む)を袋に入れて、まとめてダンボール箱に保管していましたが、9日の早朝に確認したところダンボール箱の中身が空になっていたことが発覚。
早稲田アカデミーの対応
早稲田アカデミーは盗難に遭った生徒に対して、「携帯電話・スマホを含む貴重品の全補償」と「1万円の返金」をするとコメント。
携帯電話・スマホの盗難による個人情報流出に対する補償は明らかにされていません。
もしかしたら「1万円の返金」がそれに該当するのかも?
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犯人は誰?
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ここからは管理人独自の考察になります。
すべてが真実であるとは限りませんので、ひとつの考え方として受け止めていただければ幸いです。
現在明らかになっている事柄
早稲田アカデミーの盗難事件について、現在明らかになっている情報を箇条書きでまとめてみます。
1 犯行時刻は、9日の午前2時~午前7時(担当者による証言)
2 盗難された物は、携帯電話・スマホ約100台を含む貴重品類
3 回収した貴重品類は約50袋に入れていた
4 携帯電話・スマホは回収した時点で電源を切っていた
5 回収した貴重品袋はホテル側に預ける予定だった
6 実際はホテルロビー脇に仕切ったスペースで管理(放置)
7 ホテルは塾の貸し切り
8 玄関は施錠しておらず、誰でも貴重品袋に触れる状況だった
9 防犯カメラは設置してあったが、当日は録画していなかった
犯人は早稲田アカデミー講師?
早稲田アカデミーの講師が犯人である可能性はあるのでしょうか?
一番スムーズに犯行を行えるのは間違いありませんね。
「目撃されていたら一発で犯人だとバレるじゃないか」という声もありそうですが、その辺は問題ありません。
もし目撃されていて「何をしているんだ」と聞かれたら、犯行を止めて「安全な車に詰め込んでいただけ」と言えばいいわけです。
無事誰にもバレずに車に詰め込むことができたなら、後は深夜のうちにどこか近くまで運んで隠すだけ。
隠す場所はどこでもいいでしょう。
ちょっと大きめのコインロッカーなどに小分けに入れれば十分ですし、足がつくこともありません。
バレずに外へ持ち出すことさえできれば、容易に犯行は可能。
バレたとしても犯行を諦めれば疑われることもない。
デメリットはほぼ0です。
ただしその分、リスクは極めて高いです。
事件は翌朝には100%発覚します。
そして真っ先に疑われるのはホテル関係者か、早稲田アカデミー講師。
防犯カメラの存在(録画してないカメラでしたが)も知らないはずがないので、そうそう軽率な行動は取らないような気もします。
証拠を残さない自信があるのなら話は変わってきますが、 果たしてそこまでして犯行に及ぶものなのでしょうか。
個人情報が目的なのであれば、ここまでのことをしなくても、塾内のパソコンなどでなんとかなる気もしますし、そっちの方がローリスクなのではないでしょうか。
まあ、でも夏期講習だけの臨時バイトも雇ってはいるようですし、そこの犯行という可能性も否めませんね。
ですが総合的に見てもいささか稚拙な点が多いように見えるので、個人的には早稲田アカデミー講師が犯人という説は薄いと思っています。
犯人は早稲田アカデミー生徒?
夏期合宿に参加している生徒が盗難事件の犯人の可能性。
・・・まあ、これは0%と思っても良いでしょう。
貴重品袋は50袋もあって、それらすべてを生徒個人が盗む→隠すなんてこと不可能に近いです。
もし生徒が犯人なのだとすれば、早稲田アカデミーに対する嫌がらせなのかもしれません。
貴重品が一気に無くなる→責任追及等で早稲田アカデミーは猛パッシング
という筋書きを思い描いていたとか?
その場合は、貴重品袋をどこかに捨てるだけでもOKになりますね。
とりあえず、「早稲田アカデミーが保管していたものが無くなった」という事実だけは残すことができますし。
盗難ではなく破棄。
となれば動機は早稲田アカデミーに対する個人的な復讐?
まあそうだったとしても、個人的にはほぼあり得ないとは思っていますが。
犯人はホテル関係者?
ネット上で一番有力とされている考えです。
管理人もこの可能性が一番濃厚かな・・・と、現段階では思っています。
確認してもらいたいのは次の3つの事実。
1 犯行時刻は、9日の午前2時~午前7時(担当者による証言)
3 回収した貴重品類は約50袋に入れていた
6 実際はホテルロビー脇に仕切ったスペースで管理(放置)
よく考えてみてください。
「こんな時間に、こんな大量の貴重品袋が、(仕切りがあったとはいえ)ホテルのロビーから盗まれていた」という事実があって、どうしてホテル関係者からの証言が出てこないのでしょうか。
さらに次の事実も見逃せません。
9 防犯カメラは設置してあったが、当日は録画していなかった
防犯カメラが起動していれば、犯人はおそらく一瞬で分かっていたことでしょう。
犯人は運が良かったんですかね。
たまたま大量の貴重品物が、たまたま無防備な状態で放置されており、たまたま防犯カメラが起動していなかったから、盗むにはたまたま好条件だった。
個人的にここで確認したいのは、
5 回収した貴重品袋はホテル側に預ける予定だった
という事実。
貴重品袋をホテル側に預ける予定でしたが、実際には預けていませんでした。
このとき、「早稲田アカデミー側が手を抜いて預け忘れていた」のか「ホテル側が預かりを拒否をしていた」のか、このどちらが真実だったのでしょうか?
もしはじめから「貴重品を盗むこと」を目的としているホテル関係者がいれば、ホテルで貴重品を預かることは得策とはいえません。
貴重品がなくなった時点で、真っ先に疑われるのはホテル側ですから。
それを見越してホテル側の関係者が預かりを拒否し、「ホテルは貸し切りなので、ロビーに置いておいても大丈夫ですよ」という対応をしてたのならば・・・。
すべては、「ホテル関係者が盗難の犯人」と仮定すればすんなりと解決することです。
1 犯行時刻は、9日の午前2時~午前7時(担当者による証言)
3 回収した貴重品類は約50袋に入れていた
5 回収した貴重品袋はホテル側に預ける予定だった
6 実際はホテルロビー脇に仕切ったスペースで管理(放置)
9 防犯カメラは設置してあったが、当日は録画していなかった
これらの事実はすべて偶然だったのでしょうか。
犯人は外部犯?
ネット上で2番目に有力とされている説です。
6 実際はホテルロビー脇に仕切ったスペースで管理(放置)
8 玄関は施錠しておらず、誰でも貴重品袋に触れる状況だった
という状況だったので、外部から簡単に侵入することもできますし、簡単に貴重品袋に触れることもできます。
「外部の人間が入り込んで怪しまれないのか?」という疑問も湧いてきそうですが、これに関してはさほど問題にはならないでしょう。
早稲田アカデミー側からすればホテル側の人間の顔なんて覚えていませんし、ホテル側からすれば早稲田アカデミー側の人間の顔なんて覚えていません。
要するに外部の人間がホテルに入ったとしても、早稲田アカデミー側は「ああ、ホテルの人だな」と思いますし、ホテル側は「ああ、早稲田アカデミーの人だな」と思います。
「誰が入り込んでも、誰からも怪しまれることはない状況だった」ということですね。
ただしそれは「ホテルに侵入し、貴重品に触れるところまで」で、「貴重品を持ち出す」となれば話は変わってきます。
50もある貴重品袋を持ち出すとなれば、ホテル関係者の目に入らないことはあり得ません。
そして盗まれた貴重品袋は、そこまでのリスクを負ってまで盗むメリットのあるものだったのか。
そもそも外部の人間が犯人なのであれば、貴重品袋に何が入っているのかを知ったのはいつだったのか。
そもそも貴重品袋に何が入っているのかを知る機会はあったのか。
まあ今回盗難されたものは個人情報のかたまりですからね。
使いようはぶっちゃけいくらでもあります。
しかし外部の犯行だとすれば、リターンよりもリスクの方が遥かに上回っている気もするんですけども。
だって突発的な犯行なのであれば、何が入っているのか定かではないものを盗むわけですから。
外部の犯行だとすれば、「どのタイミングで貴重品袋の中身を知ったのか」が重要なポイントになりそうです。
あとは、
9 防犯カメラは設置してあったが、当日は録画していなかった
という事実も犯人に味方をしたことになりますね。
これは偶然だったのか。
それともこの事実をあらかじめ知ることができたのか。
とにかく外部犯にとっては、今回の現場はとっても有利な状況だったわけです。
管理人の所感
ここで述べたのはあくまでも管理人の考察です。
今までに出ている状況から推理したものなので、新たな情報が出次第一気に矛盾も起こり得るかも・・・。
もしこの記事を読んでいるあなたにも、「他にもこんな可能性があるのでは?」という独自の推理があれば、ぜひこの記事のコメント欄に考察を残して頂ければ幸いです。
断片的な情報から推理した部分もあったりしますので、「明らかに間違いだ!」という部分がありましたらご指摘ください。
それでは、最後までご覧頂きありがとうございました!
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