2020年開催予定の東京オリンピック・パラリンピック。
開催に向けて着々と準備が進まれている・・・はずですが、どうも今回の東京オリンピックには、怪しい雲行きが付きまとっているようで・・・。
というわけで今回は、管理人の主観による「2020年東京オリンピック・パラリンピック開催にあたっての3つの問題点」というテーマで、記事をまとめました。
管理人の独断と偏見が入り乱れているかもしれませんので、気になる点や確実に間違っている点などありましたら、お気軽にコメントの方を残して頂ければ幸いです。
2020年東京オリンピックは問題だらけ!?
最近世間を騒がしている東京オリンピック関連の出来事の数々。
毎月毎月、よくもまあこんなに問題が起きているなあ・・・と思ってしまうほど、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けての準備が滞っているように思います。
ぶっちゃけ、こんなに問題点が見つかったオリンピックは史上初なのでは?
現れた問題点に関しては、水掛け論が次々と展開され、本質的な部分が解決されずに終わるということも多々あります。
というかそんなことばっかりです。
さて、ということで2020年東京オリンピック開催にあたり、現時点で一体どんな問題点が浮上してきたのでしょうか?
エンブレム問題
2020年東京オリンピック一番の問題点が、パクリ疑惑が浮上した「エンブレム問題」。
デザイナー・佐野研二郎考案の東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムが、ベルギーの劇場ロゴやスペインのデザイン事務所ロゴと酷似していると、海外から指摘があったのが発端です。
当初、佐野研二郎はパクリを否定していましたが、時間を重ねるにつれ意見が徐々に変化。
また、佐野研二郎を擁護しようとした審査委員の発言に矛盾が発見され、さらに矛盾に矛盾を重ね・・・と、よく分からない事態にまで膨れ上がってしまいました。
一番の矛盾は、次の画像絡みのもの。
出典 http://netgeek.biz/archives/46771
佐野研二郎曰く、「今回応募したデザインは、同じようなデザインで構成していたアルファベットのうち”T”を選んだものだ」とのこと。
つまり”もともと佐野研二郎が考えていたアルファベット群の中から、今回の東京オリンピックにふさわしい文字を選んだ”ということになります。
【関連記事】
【東京五輪2020】デザイナー佐野研二郎のプロフィールと今後の対応は?
その一方で8月26日、東京オリンピックエンブレム審査委員のひとり・永井一正が次のような事実を明らかにしました。
2020年東京五輪のエンブレムがベルギーの劇場ロゴに似ていると指摘されている問題で、アートディレクター佐野研二郎さんの案を選んだ審査委員の代表、永井一正さん(86)が、現在公表されているものは応募案を一部修正したものだと明かした。
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中略
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大会組織委員会が佐野さんの案を商標登録するために、世界中の商標を確認。永井さんは「(原案と)似たようなものがほかにあったようだ。そのため佐野さんの案は、元のイメージを崩さない範囲でパーツを一部動かすなど、組織委の依頼で何度か微修正された」とした上で、「最初の案は(類似性が指摘されている)ベルギーの劇場ロゴとは似ていなかった。盗作ではない」と話した。
引用元 http://www.asahi.com/articles/ASH8T5VXCH8TPLZU005.html
・・・おや、これはおかしいですね。
佐野研二郎は、「元々考えていたアルファベット群の中から”T”を抜粋した」と、実際のアルファベット群のパネルを見せながら説明していました。
しかし審査委員からは、「現在公表されているものは一部修正したもの」とのこと。
さらには、「佐野研二郎の案は組織委の依頼で、パーツを動かすなどの修正が加わった」、「最初の佐野研二郎の案は、ベルギーの劇場ロゴとは似ていなかった」ともコメントしています。
いやー・・・ここまでくると、さすがにフォローはしきれませんね。
そしてネットの力もあり、出るわ出るわ、佐野研二郎デザインのパクリ疑惑の数々・・・。
もはや、どうあがいても言い逃れができない状況。
【関連記事】ヤンチヒョルトのプロフィールと作品画像!五輪エンブレム問題に決着?
さらにこのエンブレム問題は、日本における「デザイナー」という職業に対して大きな闇を感じさせる出来事にまで発展。
東京オリンピックエンブレムの審査委員は、なんと佐野研二郎の内輪で固められていたそうで。
しかもそれだけではなく、これまでの種々のデザインコンテスト等でも同様なことが起こっており、身内同士での審査が日常的に行われていたことまで発覚しました。
東京オリンピックエンブレム問題が、日本のデザイナー界の信憑性を大きく揺さぶる事態にまで発展。
関係者が極めて多いことから、口裏を合わせるのも大変ですね。
良かれと思ってやったこと・言ったことが、完全に裏目に出る。
これからその連鎖は、さらなる広がりを見せていくことでしょう。
個人的には、「もうデザイナー界が真っ暗なのは分かったから、とりあえずその”パクリ疑惑で真っ黒に汚れたエンブレム案”を取り下げてほしい」と願っています。
日本国内外問わず散々言われている”パクリ疑惑付きエンブレム”を使いたいなんて、誰も思いませんよ。
【関連記事】
東京五輪エンブレムにパクリ疑惑!ベルギーの画像と比較しました
新国立競技場問題
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エンブレム問題ですっかり影に隠れてしまいましたが、新国立競技場問題も忘れてはいけません。
ただでさえ評判の悪かったデザインに加え、2520億円というあまりにも高額な新国立競技場の整備費用。
あろうことか政府は、その責任のなすりつけ合いをはじめる始末。
2015年7月17日に、ようやく批判が相次いでいた新国立競技場の計画が白紙になりました。
変更理由として、安倍首相は次のようにコメント。
「五輪は国民皆さんの祭典だ。主役は国民一人ひとり、そしてアスリートで、皆さんに祝福される大会でなければならない」
引用元 http://www.yomiuri.co.jp/matome/20150605-OYT8T50063.html
今年の秋まで新たな計画を打ち出し、2020年の春までには完成を目標とするとの意思が表明されました。
そしてこのタイミングで、森元首相が言いたい放題やっちゃいました。
「当初からあんな生牡蠣をドロッと垂らしたようなデザインを見せられて『へーっ、こんなのは嫌だなあ』と思った」
引用元 http://buzzap.jp/news/20150717-olympic-stadium-confusion/
「何を基準に『高い』と言うんだね。皆、『高い、高い』と言うけれど」
引用元 http://netaatoz.jp/archives/8897683.html
ちなみに森元首相は、新国立競技場案が白紙になる直前まで、その案に対して何の意見も示していなかったそうです。
それが白紙になった途端、まるで水を得た魚のような発言を連発。
このあたりは、総理大臣だった時代を彷彿とさせますね。
また、白紙撤回された新国立競技場デザインの考案者ザハ・ハディドは、2015年8月25日に「原案を有効に活用すれば19年に(新国立競技場の)完成が可能だ」と動画で表明。
今更この意見を取り入れようとする政府ではないとは思いますが、数々の前例もあることです。
余計な混乱や衝突が巻き起こらないか心配ですね。
おもてなし制服問題
そしてもうひとつ、さらにひっそりと佇む問題があります。
それが、東京オリンピック公式のおもてなし制服問題。
一体何が問題なのか。
おもてなし制服問題その1
「ダサい!!とにかくダサすぎる!!!」と、おもてなし制服が発表されてから厳しい意見がマッハで飛び交いました。
とにかく評判が悪く、東京オリンピックエンブレムと同様に「今からでも違うデザインにした方が良い」という多数の声も挙がったほどです。
というか、現在進行形で挙がり続けているところです。
おもてなし制服問題その2
そしてもう一つのおもてなし制服問題。
どちらかといえば、こっちの方が大きな問題と言えるでしょう。
なんとこのおもてなし制服・・・
パクリ疑惑が浮上しているのです。
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
また!?(;゚ Д゚)
そう叫ばずにはいられません。
今回デザインされたおもてなし制服は、お隣・韓国王宮守衛の衣装の丸パクリだという疑惑が!
それでは実際の検証画像を見てましょう!
せーの、どん!
出典 http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/48838231.html
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
こりゃアカン( ゚д゚)
エンブレム問題と新国立競技場問題が大きく取り上げられていることで、おもてなし制服問題が表立っていない現状です。
・・・が、こちらも早急に話題に取り上げるべき状況だと思うんですが。
管理人の所感
というわけで、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を迎えるにあたって、デザイン関係が全滅という大変由々しき状況に陥っています。
すべてに「ダサい」という形容詞がつき、そのうちふたつには「パクリ疑惑」が浮上。
そろそろ本格的に、2020年東京オリンピック、ヤバイという実感が湧いてくる時期ではないでしょうか?
また冒頭で、「現時点で一体どんな問題点が浮上してきたのでしょうか?」と述べました。
開催まであと4年あります。
その間、何事もなく東京オリンピックの準備が進められるとは到底思えません。
少なくとも今の状況や体制では。
なんというか、「国が許しても国民が許さぬ」といった状況が蔓延していますし、「そんな状況なら、いっそ開催しないでくれ」という羞恥心めいたものも、じわじわと国民に広がっているような気もします。
2020年東京オリンピック・パラリンピック。
果たして穏便な開催は実現するのでしょうか?
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おもてなし制服はダサすぎるが、これがどうして南鮮のパクリだなんて言えるのか?
これを南鮮のパクリだというならランニングシャツも南鮮のパクリだという事になり、南鮮の半日キャンペーンに與する事になる