2020年東京五輪エンブレムを国民投票で決める?公平に選出するためには

この記事は4分で読めます

東京五輪エンブレム問題にようやくひとつの終止符が打たれようとしています。

9月1日、大会組織委がようやく「東京五輪エンブレム使用中止の方針」を発表しました。

 

それを受けて、放送作家の鈴木おさむ「東京五輪エンブレムは国民投票で決めるべき」と提案しています。

どうすれば公平に東京五輪エンブレムを選定することができるのでしょうか?

東京五輪エンブレム問題

佐野研二郎デザインのパクリエンブレム

東京五輪エンブレム問題の発端にして、一番の原因となっている佐野研二郎デザインの東京五輪エンブレム。

 2020東京

この佐野研二郎デザインの東京五輪エンブレムは、 応募総数104件の作品の中から”不明瞭な選定方法”によって選ばれました。

選ばれた佐野研二郎デザインの東京五輪エンブレムは、「ベルギーの劇場ロゴ」「スペインのデザイン事務所ロゴ」と酷似していることが判明し、一気に「パクリデザイン」として世界に拡散されました。

【関連記事】東京五輪エンブレムにパクリ疑惑!ベルギーの画像と比較しました

 

その後開かれた佐野研二郎による記者会見では、「兼ねてからデザインしていたアルファベット群のひとつ”T”を抽出したもの」と弁明。

アルファベット

あくまでも佐野研二郎自身によるオリジナルデザインであり、「今までパクリなんてことはしたことはない」とも強調していました。

 

次から次に出るパクリ疑惑の数々

しかしその会見直後からネットを中心に、佐野研二郎が過去にデザインしたものに次々とパクリ疑惑が浮上

特に「サントリー夏トートバッグ」の企画では、出るわ出るわ異常な数のパクリ疑惑・・・。

 

このパクリ疑惑浮上に対して佐野研二郎は、「事務所の部下がやったもの」として、自分の仕業ではないというように弁明。

「自分の監督不足だった」と謝罪をしています。

 

芋づる式で浮上した日本デザイナー界の闇

東京五輪エンブレム問題で明らかになったのは、佐野研二郎のパクリの数々だけではありません。

日本のデザイナー界の闇までもが、芋づる式で明らかになってきました。

 

今回の東京五輪エンブレムの審査員は、佐野研二郎の関係者で固められていたそうで、出来レースだったという疑惑が生じたのです。

またその他にも各種デザインの選考は、関係者同士でやっている場合がほとんどだそうで、関係者同士で「受賞者を交代制で回している」という推測まで飛び交いました。

 

これに関して当ブログに、大変分かりやすいコメントを頂けたので、ここに掲載させて頂きます。

今回のエンブレム事件は、日本の広告・デザイン業界の一部の輩の寡占化(ギルド化)が露呈したもの
おいしい仕事を、株のインサイダー取引のように、先取りし、輩間で盥回している結果だ。
今回の五輪エンブレム審査の人間関係を見ても明らか。

これでは、新たな人材は育たず、安直なコピペ・デザインが横行するのは当たり前。
国立競技場の仕切り直しと同じで、エンブレムの仕切り直しとは、お笑い草。
組織委員会は、膨大な国税を使い、何をやっているのだ。

【関連記事】【東京五輪2020】デザイナー佐野研二郎のプロフィールと今後の対応は?

京都のSTさん、ありがとうございます(`・ω・´)

 

佐野研二郎デザインエンブレム使用取りやめ

そして2015年9月1日。

東京オリンピック大会組織委は、佐野研二郎デザインの東京五輪エンブレムの使用を取りやめる方針を打ち出しました。

一度決定したエンブレムが使用取りやめになったのは、史上初の事態だそうです。

【関連記事】【2020東京五輪】佐野研二郎の盗作は罪に問われるか?【エンブレム問題】

 

個人的には「ようやくか…」という感じ。

大会組織委や佐野研二郎を擁護していたデザイナーからは、「素人が見ると似ていると思うかもしれないが」とか「制作過程がまったく別なので」とか言われていた東京五輪エンブレムでしたが、そんなの関係ありません。

東京五輪エンブレムを見るのはほぼすべてが素人ですし、制作過程なんて気にしていません

気にするのはエンブレムに「パクリ疑惑という泥が塗りたくられた」という点のみです。

 

新しい東京五輪エンブレムを決める

佐野研二郎デザインの東京五輪エンブレム使用が取りやめになったということで、これから早急に新たな東京五輪エンブレムを決めなければなりません

しかし、再び大会組織委に一任してしまうと、相変わらず”不明瞭な選考方法”で国民が納得しない東京五輪エンブレムになってしまう恐れもあります。

 

東京五輪エンブレムを国民投票で決める?

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鈴木おさむの提案

東京五輪エンブレム再選考にあたって、放送作家の鈴木おさむ「国民投票で決めるのが一番だろう」と、国民投票で東京五輪エンブレムを決めることを提案しています。

報道を受け、鈴木氏は1日に更新したブログで、「ここから、また公募したりするのかわかりませんが 候補のエンブレムを見せて、ネットでもなんでも、国民に投票して決めるのが一番いいというか、そうするのが一番いいんでしょうね」と自身の考えをつづった。

引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150901-00000089-nksports-ent

多くの国民も、鈴木おさむの意見には賛同するのではないでしょうか?

世界の祭典オリンピックのエンブレムですからね。

国民の総意を汲み取る形でなければ納得できません。

管理人もこれには賛成です。

 

どうやって投票するか?

国民投票するとなれば、103件(以前のエンブレム審査の時の応募総数104件から、佐野研二郎デザインを抜いた数)のエンブレムデザインの中から1つを選ぶことになります。

しかし国民投票となると、どんな投票が一番良いのでしょうか?

選挙のように会場まで行って投票するという手もありますが、やっぱり面倒なんですよね。

ですから個人的には次のふたつがいいかなー、と思っています。

 

インターネット投票

今や圧倒的なインターネット社会です。

中学生ですらスマホを持ち歩いている時代ですから、インターネットで投票するのが一番簡単かもしれません。

投票専用のページをつくって、気に入ったデザインにポチッと投票。

これで終わりです。

 

しかしインターネット投票となると、不正が行われやすいのがネックなところ。

ですから管理人は、下記の方法が一番かな、と考えています。

 

投票権のある国民に投票はがきを配布

従来の投票権のある国民に、投票用のはがきを配布して返送してもらうというもの。

103件のデザインをはがきに収めるのは困難なので、エンブレム候補を載せたパンフレットも一緒に送付して、はがきには番号だけ記入できるようにしておきます。

番号を手書きで記入となれば、実際に票数をカウントするときに面倒かもしれないので、いっそマーク形式にして塗りつぶせるようにしたらいいかもしれませんね。

気に入ったデザインを記入したら、そのままポストにポン。

ね、簡単でしょう?(*’▽’)

 

管理人の所感

長かった東京五輪エンブレム問題も、ようやく一段落つきそうな流れになってきました。

しかし、次のエンブレムを決めるという大事な作業も残っていますし、なにより東京五輪エンブレム問題によって明るみになったことはあまりにも大きなこと。

今回の問題で肥大化した国民の不信感は、そう簡単に拭えるようなものではありません。

 

新国立競技場も白紙撤回、東京五輪エンブレムも白紙撤回。

2020年の東京オリンピックに向けて、今は一体何が進んでいるんでしょうか?

【関連記事】2020年東京オリンピック3つの問題点!反対・中止・返上・やめてほしいという声も?

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