「絶歌」騒動の熱も冷めてきたと思った矢先に、再び元少年Aを思い出さざるを得ない事態が発生しました。
複数の週刊誌の編集部宛に、元少年Aから「公式ホームページを開設した」という旨の手紙が送り届けられたそうなんです。
元少年Aの公式ホームページのURLは伏せられていたものの、ホームページ名が明らかになっていたことから、ネット上ではすぐさま特定に至った人が続出。
現在は「元少年A ホームページ」と検索すれば、上位に表示されるほどです。
元少年Aのホームページの意味と理由は?
「絶歌」騒動の後は「公式ホームページ」騒動?
今年に入って元少年Aの名前を聞いたのはこれで2度目ですね。
1度目は元少年Aによる手記「絶歌」の出版。
そして2度目が今回の「元少年A公式ホームページ」開設。
「絶歌」の出版が2015年6月28日でしたから、元少年Aの名前が再びメディアに露出するのに3か月も経っていません。
一体元少年Aは何を考えているのでしょうか。
元少年Aのホームページタイトルの意味は?
元少年Aのホームページは、「ホーム」、「ギャラリー」、「レビュー」、「メール」の4つのコンテンツで構成されています。
元少年Aがホームページ作成のために使ったのは、誰でも手軽にホームページが作成できる人気サービス「Jimdo(ジンドゥー)」。
ちゃんとしたホームページになっており、「プライバシーポリシー」もしっかりと用意されています。
ホームページの名前は「存在の耐えられない透明さ」。
タイトルをパッと見た限り、元少年A自身のことを表現しているのではないかなー…という感じがします。
元少年Aは、ただ存在しているだけでも世間から疎まれる存在。
世間的に「存在してはいけない者」として認識されている、と元少年A自身が思っているのかもしれません。
だからこそ、元少年Aは自分の正体を隠して生きていくしか術はなく、自分という存在は透明そのものと言ってもいいのではないか。
…的な意味をざっくりとまとめて、「存在の耐えられない透明さ」という名前に集約したのではないか、というのが、管理人の個人的な推測です。
元少年Aがホームページを開設した理由は?
元少年Aがホームページを開設したのはどんな理由からなのでしょうか?
「絶歌」出版のとき、元少年Aは「自分の物語を自分の言葉で書きたかった」と出版の理由を述べています。
しかし本当の理由として「多額の印税が目的だったのでは」という噂も流れていました。
今回、元少年Aが公開したホームページには、広告と見られるものは書籍「絶歌」に関する数行の部分のみで、他には広告らしきものは見当たりません。
となれば元少年Aのホームページは広告収入目当てではなさそうです。
そうでないとすれば、元少年Aを世に広めるための単なる話題づくり?
「絶歌」騒動も落ち着いてきたことだし、ここらで一発ドカンと元少年Aの名をもう一回轟かせてやろう、そんな気持ちからなのでしょうか?
それとも、元少年Aは自分自身を一個のブランドというか、信仰の対象として広めようとしているのかもしれません。
実際、元少年Aの行為を神格化している人も少なからずいるようですし、元少年Aに対して一種の憧れを抱いている人もいるそうです。
そういった元少年Aファンに対して、自分の情報を発信していこうとでもいうのでしょうか?
不気味で怖い元少年Aのサイト全貌
スポンサードリンク
「存在の耐えられない透明さ」
元少年Aのホームページは「存在の耐えられない透明さ」という名前で公開されています。
上述した通りコンテンツは「ホーム」、「ギャラリー」、「レビュー」、「メール」の4つのみ。
ホーム上部に掲載されている写真は、”青いサンダルを履いて歩いている男の足”のような写真にモザイクがかけられているようなもので、その上にでかでかとホームページ名の「存在の耐えられない透明さ」という文字が描かれています。
ホームには元少年Aのプロフィールが次のように載せられています。
1982年 神戸市生まれ。
1997年 神戸連続児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)を起こし、医療少年院に収容される。
2004年 6年5ヶ月の収容生活を終え社会復帰。
身長165.6cm 体重54.3kg
視力 右0.03 左0.05
血液型 A型
大動脈心臓部に雑音あり
性格類型 INFJ型 (興味がある方はこちらどうぞ→ http://www.seikakushindan.info/ )
誇大妄想癖あり
引用元 http://www.sonzainotaerarenaitomeisa.biz/
分かり切ったことですが、かなり独特なプロフィールですね。
患っている病名を書いているのは、「それが一種のブランドになるから」という意思の表れでしょうか。
ホームには「絶歌」の宣伝文も掲載されています。
ホーム最下部には、
僕がこのホームページ以外の場所に、一文字でも何か書き込む場合は、必ずここで告知しますので、その旨ご承知おきください。
引用元 http://www.sonzainotaerarenaitomeisa.biz/
という一文も掲載。
今後はこの元少年Aのホームページを通して、種々の活動を報告していくようです。
ということは今後も元少年Aは、”元少年A”という名の下で活動していく気満々ということでしょうか。
やっぱり、元少年Aの信者に対するホームページなんでしょうかね?
悪寒が走るギャラリー
ギャラリーコーナーには、元少年A描いたと思わしき不気味な絵と、元少年A自身の肉体の写真(顔は布で隠しています)、そして元少年Aが「自分を象徴している」としているナメクジを被写体にした写真が掲載されています。
不気味な絵と、元少年Aの肉体写真はまあいいとして、後半にあるナメクジを被写体にした写真が格段に不気味。
メイキング写真も大量にあり、
「メンバー全員が集合したところで、高濃度の塩水を入れたアトマイザーでシュッとひと吹きすると……普段の彼らからは想像もつかないスピードで這い出てきます」
「塩に溶かされて粘液の量がハンパない」
引用元 http://www.sonzainotaerarenaitomeisa.biz/
というようなコメントも。
ちなみにナメクジを被写体にした作品は、100匹以上の生きたナメクジを使って”ハート型”を作ったもの。
閲覧にはそれなりの注意と覚悟を持ってご覧ください。
思ったよりまともなレビュー
レビューコーナーには、元少年Aが見た映画や書籍の感想が書かれています。
「ギャラリーと同じでこっちもひどいんでしょう?」と思いきや、案外レビューはまとも。
普通に作品の感想を述べています。
特にグロテスクだったり残酷な作品のレビューばかりを載せているというわけでもなく、中にはほのぼのとした純愛物語のレビューも。
レビュー本数自体は少ないものの、それぞれのレビューがしっかりと書かれていて、この辺は一応「一本の小説を書き上げただけあるな」という印象。
ギャラリーが不気味過ぎただけあって、レビューは元少年Aにしてはむしろ味気ない気も…?
元少年A宛(?)のフリーメールアドレス
そして元少年Aのホームページ4つ目のコーナーは、メールフォーム。
といっても、ただのフリーメールアドレスと、「拙著『絶歌』や当ホームページに関するご意見、ご感想、ご質問等は下記アドレスまで」という文言が置かれただけのページで、それ以外には何の文字もなし。
かなり簡素なページとなっています。
元少年Aのホームページ、メインは何?
結局元少年Aは、ホームページで何を伝えようとしているのでしょうか?
インパクトとしてはやはり「ギャラリー」がダントツ。
ですが一方で「レビュー」の方は、それはそれでまともな出来となっています。
「絶歌」と同じで、「自分の物語を自分の言葉で書きたかった」ということなんでしょうか。
それともやはり、元少年Aの信者に対するメッセージ?
しばらくしたら元少年A自身が、ホームページのコンセプトを掲載するかもしれませんね。
管理人の所感
「絶歌」のときもそうでしたが、今回の元少年Aのホームページでも結構な騒動になりそうですね。
何より気になるのは、元少年Aの今後の行動について。
ホームページにも、今後も何らかの活動を行っていくようなことを示唆した文言が見られます。
「絶歌」出版から3か月経たないうちに発表された「元少年A公式ホームページ」。
そのうち芸能活動にも足を突っ込んできたら…とか、何となく嫌な想像もしてしまいます(´_ゝ`)
スポンサードリンク
この記事へのコメントはありません。