東京五輪エンブレム問題で佐野研二郎が猛パッシングを受けている中、佐野研二郎の師匠である佐藤可士和への注目も集まってきているようです。
といっても、佐藤可士和という名前を初めて聞いた人も多いことでしょう。
佐藤可士和は、ユニクロやキリンビールなど、数々の大手企業のブランディングに携わり、大きな成長を与えてきた一流のクリエイティブディレクターです。
今回は、そんな佐藤可士和についてのプロフィールと経歴、手掛けた作品や事務所に関する情報をまとめました。
【東京五輪2020】デザイナー佐野研二郎のプロフィールと今後の対応は?
佐藤可士和プロフィール
読み:さとうかしわ
生年月日:1965年2月11日
血液型:AB型
出身:東京都
職業:クリエイティブディレクター、アートディレクター、グラフィックデザイナー
出身校:多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科
佐藤可士和の経歴
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佐藤可士和の現在までの経歴
1989年 多摩美術大学卒業
卒業後、広告代理店である株式会社博報堂に入社する。
2000年 独立
株式会社博報堂で培った実力を基に、クリエイティブスタジオ「株式会社サムライ」を設立する。
サムライという社名は、佐藤可士和の名前に含まれている「士」を由来としています。
株式会社サムライの代表取締役として活動していた佐藤可士和は、持ち前の腕前と商才を遺憾なく発揮し、数々の大手企業のブランディングやクリエイティブディレクション、商品開発に携わってきました。
2007年、2008年 客員教授を務める
2007年の4月から明治学院大学の、2008年の4月から佐藤可士和の母校である多摩美術大学で各員教授を務めています。
堂々たる代表作品!
佐藤可士和が手掛けてきたデザインの中には、誰もが知っている有名すぎるデザインも存在しています。
佐藤可士和の名前や存在を初めて知ったという人でも、デザインを見れば「え!このデザイン知ってる!」と確実に思うはずです。
それでは実際に佐藤可士和が手掛けてきた、代表的なデザインを見ていきましょう!
佐藤可士和デザインロゴ1
佐藤可士和デザインロゴ2
佐藤可士和デザインロゴ3
佐藤可士和デザインロゴ4
佐藤可士和デザインロゴ5
佐藤可士和デザインで溢れている!
どうでしょう、佐藤可士和デザインのロゴ。
むしろ「見たことがない」というロゴの方が少なかったのではないでしょうか?
佐藤可士和のデザインは、一切の無駄がないシンプルさが特徴となっています。
街でシンプルなデザインを見かけたときは、「佐藤可士和の作品かも?」と疑ってみてもいいかもしれませんね(∩´∀`)∩
佐藤可士和の事務所は?
世界にインパクトを与える「株式会社サムライ」
佐藤可士和が代表取締役を務めるクリエイティブスタジオ「株式会社サムライ」。
「株式会社サムライ」は世界に次々とインパクトを巻き起こしており、国際的に注目されている事務所です。
少人数の事務所
そんな世界規模の「株式会社サムライ」ですが、なんとスタッフは佐藤可士和本人を含めて”11人”しかいません(2015年8月12日現在)。
内訳は、
代表取締役である佐藤可士和。
マネージャーの佐藤悦子(佐藤可士和の妻)。
アートディレクターチーフが5人。
マネジメント部門が2人。
インターンが2人。
以上が、「株式会社サムライ」の内訳となっています。
11人という少数精鋭で、「株式会社サムライ」は世界に立ち向かっているんですね!
このメンバーは、お互いに強固な信頼関係で結ばれた11人とのこと。
信頼し合っているからこそ、大胆な企画にも果敢に挑戦していけるんでしょう!
役割分担ははっきりしていない
「株式会社サムライ」のもうひとつの特徴として、スタッフの役割分担がはっきりしていないことが挙げられます。
これは佐藤可士和が狙ってやっていることで、あえて仕事の種類が偏らないように調節しているそうなんです。
役割分担をはっきりさせない理由を、佐藤可士和は次のように述べています。
本人にとってもスキルが偏りますし、経験値も狭くなってしまう。なるべく多様な仕事を経験して多くの視点を持つことが一番重要だと考えています。
引用元 http://blogos.com/article/127809/
少数精鋭だからこそ、ひとりひとりのスキルが極めて重要になってきます。
特にクリエイティブな仕事を専門とする場合は、多様な観点から物事を把握していかなければなりません。
スタッフ全員が常に新しい情報に触れ、常に新しい仕事をこなしていく。
そんな「株式会社サムライ」だからこそ、少数精鋭ながら世界に切り込んでいく力が備わっているんですね!!
管理人の所感
佐藤可士和は「佐藤可士和の超整理術」という書籍も出版しています。
佐藤可士和の経営者としての側面よりも、むしろこっちの書籍の方がビジネスパーソンにとっては有名になっているようですね。
それにしても、街角で見かけるセブンイレブンやユニクロのロゴが、一人のデザイナーによって手掛けられたものだったなんてびっくりです(; ・`д・´)
これからはシンプルなデザインを見かけたら、佐藤可士和の名前を思い出してみましょう!
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サムライは十と一、ここまで考えていた?スタッフの数。