いやあ、ラグビーが熱いですね。
このサイトにも「〇〇選手 奥さん」とか「ラグビー 強い国」という言葉で検索をかけて訪れている人も多くなってきています。
これを機に日本でもラグビーの人口は一気に増えていきそうな…、というか、すでに増え始めているそうな。
そういえば、以前も今回のラグビー人気高騰と同じような現象を見聞きした覚えがあります。
さて、一体どんな出来事だったかイメージが湧きますか?
高騰するラグビー人気
ラグビーが熱い!
2015年9月。
日本のラグビー界、否、世界のラグビー界において衝撃的なことが起こりました。
ラグビーワールドカップイングランド杯の日本VS南アフリカ。
ラグビー世界ランキング3位に君臨していた南アフリカに、世界ランキング13位の日本が大逆転勝利を収めたのです。
後に「史上最大の番狂わせ」と呼ばれる歴史的な試合となりました。
ラグビーの強豪国はラグビーが強い国はどこ?ワールドカップ優勝候補と世界ランキング一覧まとめでチェックしてみてください。
その後も日本は勝利を重ね、最終的にベスト8には食い込めなかったものの、ラグビーW杯で3度の勝利を獲得。
2019年には日本でラグビーW杯が開催されることが決まっています。
これからますますラグビーへの注目は高まっていくことでしょう。
ラグビーを始める子供も急増中
そんな中、ラグビーを習う子どもが急増しているんだとか。
子どもが自主的に習おうとしたのか、親が子供に習わせようとしたのかは定かではありませんが、確実にラグビー人口は増えているようです。
今回のラグビー人気とラグビー人口増加の一連の流れを見ていて、日本人の特性めいたものを感じたので、管理人の主観満載で考察してみました。
ラグビー人気の理由はラグビー以外の部分にある
カーリングの前例
さて、冒頭で述べた「今回のラグビー人気高騰と同じような現象」とは、2006年のトリノオリンピックでのカーリング。
日本ではマイナースポーツとして日の目を浴びることのなかった競技でしたが、同大会にて女子日本代表「チーム青森」がカーリング強豪国を相手に善戦。
この影響によって、日本各地のカーリング教室が満員になるといった「カーリングブーム」が到来しました。
マイナースポーツが強豪国相手に快挙を成し遂げ、一躍人気スポーツとなったという形で、今回のラグビー人気と重なるものがありますね。
テニスの例
また、最近ではテニスの錦織選手の活躍も相まって、日本でも大きなテニスブームが到来しています。
もともとテニスはマイナーとまではいきませんが、比較的認知度の低い競技でした。
ルールも微妙に初心者に分かりにくく(15、30、40という得点表記など)、取っつきづらい部分もありましたしね。
テニスについても、やはり同じような現象が起こっていました。
錦織選手の活躍&大躍進によって、今では野球やサッカーに引けを取らないほどの人気っぷりですよね。
野球やサッカーの人気が衰えない理由は?
ちなみに野球やサッカーの人気は、管理人の記憶上衰えたことがないように思います。
少なくとも、管理人の物心がついたころからずっと人気競技だったような気が…。
これにもラグビー、カーリング、テニスと同じような理由が挙げられると思います。
日本の野球やサッカーは、(ほぼ)常に世界に通用する実力を備えています。
常に日本人が活躍している競技ですから、常に人気を維持している競技というわけなんですね。
メディアによる(無意識の?)印象操作
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さらにスポーツの人気の上がり下がりには、やはりメディアの印象操作が関係していると思います。
野球やサッカーが一番顕著な例ですよね(´_ゝ`)
野球やサッカーの情報は日々テレビニュースやネットでも配信されていますし、意識しなくても日ごろから情報は飛び込んできます。
しかも大半の情報がポジティブというか、「日本の野球すごい!日本のサッカーすごい!」とかそんな感じ。
日本ラグビーの活躍も、メディアに取り上げられなかったらここまで人気になることはなかったはずです。
聞こえの悪い言い方になりますが、ラグビーならまだしも、カーリングが人気競技になる日が来るなんて、誰が予想できたでしょうか。
(カーリングを非難しているわけではありません)
大きな大会で、快挙を達成する
↓
メディアに大々的に取り上げられる
↓
日本でブームに!
というのが、一連の流れになっている感じがしますね。
手っ取り早くスターになりたい/ならせたい
上述の通り、とあるスポーツが一気に人気になるメカニズムは単純だと思います。
人気とはいっても、”見る”のと”やる”のとではかなり大きな違いがありますよね。
ラグビーにしろカーリングにしろ、実際にやるとなればそこそこのハードルがある気もします。
人気スポーツを習わせたがる親/習いたがる子供がここまで増えるのには、さらにもう一歩踏み込んで、日本人の国民性がそこにはあるのではないかと思いました。
恐らく多くの人々は、次のようなシチュエーションにあこがれを抱いているのではないでしょうか?
A「今、日本のラグビーが強いね!」
B「ああ、ラグビー?俺もやってるよ」
A「おお!まじか!すげー!」
上の会話では、B君がラグビーで実績を持っている話をしていません。
にも関わらず、あたかもB君がすごいかのように話が進んでいます。
もちろんすごいのはB君ではなく、日本の代表ラグビー選手ですよね。
五郎丸選手とか、山田選手とか。
そういえば、山田選手の結婚相手には一瞬びびりました(笑)
【関連記事】山田章仁の結婚相手は誰?ラグビー時の筋肉がすごい画像とプロフィールをチェック!
しかしA君はB君に対して、「なんとなくすごい!」という認識を抱きますし、何よりB君は「俺ってすごいだろ」という優越感を抱きます。
手っ取り早く人気者になりたい、スターになりたいという潜在的な欲求。
その欲求を満たすために、日本人が大活躍&人気になっているスポーツあれば、それにあやかる国民性があるのではないでしょうか。
あたかも「俺の友達、あの芸能人なんだぜ!」と言っているようなものだとも思います。
それは単純に周りに対する虚栄心だけではなく、自分自身で「俺ってすごい人なんじゃね?」と自身や勇気を持つという意味もある気がしますね。
自分がすごいわけではありませんが、身の回りのすごい人や出来事を、ひとつのブランド・ファッションのようにして身に纏う。
そんな国民性が、日本人にはあるような気がします。
管理人の所感
…なーんて、今日の深夜ドライブのときにふと思ったことを書き連ねてみました。
超主観的な考察なので、至るところに穴があるかと思います。
穴が目立つときには、ぜひコメント欄にてご指摘いただけたら幸いです。
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