2016年の冬ドラマ「ナオミとカナコ」の原作ネタバレが、「予想外過ぎる!」と話題になっているようです。
またドラマ「ナオミとカナコ」には、1年ぶりの連続ドラマ出演となる広末涼子と、映画にドラマにと大忙しの内田有紀が初共演を果たすということもあって、ドラマ化すること自体にも注目が集まっています。
今回はそんな大注目の冬ドラマ「ナオミとカナコ」について、「予想外過ぎる!」と噂の原作ネタバレと、ドラマ版のキャスト&あらすじをリサーチしてみました。
じっくりとお読みください(*^^*)
ドラマ「ナオミとカナコ」とは?
前代未聞の犯罪ミステリー!
ドラマ「ナオミとカナコ」は、2016年1月から放送開始予定の冬ドラマのひとつ。
「ナオミとカナコ」では、”誰にでも起こりえる日常”が、ふとしたきっかけでとんでもない”非日常”へと変貌する様が描かれます。
”前代未聞の犯罪ミステリー”と銘打たれた「ナオミとカナコ」。
一体どんなストーリー展開を見せてくれるのでしょうか?
ナオミとカナコの原作は?
ドラマ「ナオミとカナコ」には原作が存在しています。
「ナオミとカナコ」の原作は、幻冬舎から出版されている同名作品「ナオミとカナコ」(著:奥田英朗)。
フジテレビの公式サイトでは、原作「ナオミとカナコ」について次のように評されています。
今作は、誰にでも起こりうる日常を舞台に、圧倒的なスピード感とスケール感で前代未聞の犯罪を遂行するヒロイン達を描き、読む者の心を引きつける傑作犯罪サスペンスだ。
原作「ナオミとカナコ」の見所はテンポよく進むストーリーと、物語終盤に待ち受けているスピード感です。
もともとのテーマが”誰にでも起こりうる日常”なだけに、テンポよく進むストーリーを読んでいくうちに、読者は気づかないうちに物語の中に没入してしまいます。
そして物語終盤に差し掛かる頃には、第三者(=読者)であるはずのあなたまでもが、ナオミとカナコの仲間であるかのような錯覚に陥るに違いありません。
クライマックスには、怒涛のスピード感と息を呑むほどの緊迫感あるシーン(詳しくは後述のネタバレで)が待ち受けています。
きっと「ナオミとカナコ」を読み終えた後には、清々しい達成感を得ることができることでしょう。
原作「ナオミとカナコ」のあらすじ
人は運命を共にし、男を一人殺すことにした。
「わたしたちは親友で、共犯者」復讐か、サバイバルか、自己実現か——。
前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。
夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。
三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に
追いつめられた二人が下した究極の選択……。
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」すべては、泥沼の日常を抜け出して、人生を取り戻すため。
わたしたちは、絶対に捕まらない——。ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の〈共犯者〉になる。
比類なき“奥田ワールド
友人思いのナオミと、夫・達郎からのDVに耐え忍ぶカナコが織り成す、前代未聞の犯罪ミステリー「ナオミとカナコ」。
ドラマ版「ナオミとカナコ」では、一体どのようにしてストーリーが描かれるのでしょうか?
ここで、ドラマ版「ナオミとカナコ」のあらすじをチェックしておきましょう。
ドラマ「ナオミとカナコ」のあらすじ
本作の主人公・小田直美。
美術展に関わる仕事をしたいとの思いから、本店に美術館もある老舗百貨店へと就職。
しかし、思い通りの部署へは配属されず。
現在は外商部で顧客対応に追われる毎日。憂鬱な日々を過ごしていた。
そんなある日、直美は大学時代からの友人である服部加奈子と夕食を食べに行くことに。
しかし、当日風邪で行くことができないと加奈子からの電話。
気になった直美は加奈子の家へと足を運ぶ。
そこには顔をアザで腫らした親友の姿があった。
加奈子は夫から日常的にDVを受けていたのだ。
直美は
「警察へ行こう」
「そんな男とは別れるべきだ」と進言するが、そんなことをしたら夫に何をされるか分からないと怯え、行動することができない加奈子。
エリート銀行員である夫・達郎は、
一見すると真面目そうな男だが、逆上すると何をしでかすか分からない一面があった。その日以降も
会う度に顔を腫らしている加奈子。「加奈子の望むことは何?」との直美の問いに
「普通の暮らしがしたい。」
「ちゃんと夜は眠れて、美味しい水が飲めればいい。」と答える加奈子。口内の傷と精神的なストレスで味覚もおかしくなっているのだ。
親友の痛々しい姿を見て、悲しさと憤りを感じる直美。
そんな中、直美は仕事でとある中国人街へ行くことになる。
そこで発見したのは加奈子の夫・達郎に瓜二つの中国人密航者。
その彼を見た時、直美はとある計画を思いつく。
数日後。
加奈子の家を訪れた直美は、加奈子に言う。「いっそ、2人で殺そうか。あんたの旦那。」
運命をともにした2人の女。
直美と加奈子。果たして2人が行き着く先に待つものとは?
引用元 entamee.com
ドラマ「ナオミとカナコ」のキャストは?
「ナオミとカナコ」には二人の主人公が登場します。
本作のタイトルにもなっている通り、ナオミ(本名:小田直美)とカナコ(本名:服部加奈子)の二人。
W主人公ですから、ドラマ「ナオミとカナコ」も当然W主演となるわけですね。
ドラマ「ナオミとカナコ」でW主演を務めるのは、共に十代の頃から爆発的な人気を誇ってきた大物女優、広末涼子と内田有紀の二人です。
ナオコ(小田直美)役:広末涼子
友人・カナコを救うべく奮闘する主人公・ナオコを務めるのは、大御所女優である広末涼子。
もはや、知らない人のほうが少ないくらいですね。
日常を非日常へと変貌させた張本人であるナオコ。
友人のために犯罪に手を染める決断に至ったきっかけは、一体どのようなものなのか。
細かな心理描写までバッチリと見られる重要人物なだけに、広末涼子の演技力が試されるところですね。
広末涼子の連続ドラマ出演は、2015年の冬ドラマ「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」以来1年ぶりとなります。
でもまあ、今更ブランクを感じるような人物でもありません。
広末涼子のドラマ出演歴は約20年ですからね。
大物女優オーラ溢れる演技に注目です。
カナコ(服部加奈子)役:内田有紀
出典 t.pia.jp
ナオミの友人であり、夫からのDVに耐え忍ぶ妻・カナコを演じるのは、連続ドラマのベテラン・内田有紀。
内田有紀は2006年から毎年1つ以上の連続ドラマに出演しており、2015年には「Dr.倫太郎」と「偽装の夫婦」の2つの連続ドラマに出演しています。
友人・ナオミからの「夫を消す計画」をどのように受け止めるのか。
どんな気持ちで計画を遂行していくのか。
ナオミ役の広末涼子同様、心理描写がモノを言う役柄となっています。
難しい役柄を内田有紀がどのようにして演じいくのでしょうか。
また、初共演となる広末涼子との掛け合いも見どころですね。
ドラマ「ナオミとカナコ」の原作ネタバレ
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それでは以下、ドラマ「ナオミとカナコ」の放送が待ちきれないあなたへ向けた、原作のネタバレをざっくりと紹介していきます。
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カナコがナオミに打ち明けた悩み
理想とはかけ離れた日々を送っていたナオミ(広末涼子)は、大学時代からの親友であるカナコ(内田有紀)から、夫・達郎からのDVがあることを打ち明けられます。
そんなカナコの悩みを聞き、自身も父親からひどいDVを受けていた過去もあったナオミは、なんとかしてカナコを救いたいと強く思い始めます。
閃いた完全犯罪
そんなある日、中国華僑向けに開催された商談会に参加したナオミは、高級時計が盗まれるという事件に遭遇。
独自に調べていくうちに、李朱美(アケミ)という人物が犯人だという事実にたどり着きます。
ところが訳あってナオミとアケミは仲良くなり、一緒に食事をする仲にまで発展。
アケミから「中国ではDVは重罪。そんなDVを受けている友人を救わなくて、何が親友だ」と話をされ、カナコの夫を抹消する決断をします。
その後アケミの勤務先で、カナコの夫・達郎と瓜二つの中国人・林(リン)竜輝と出会います。
これがきっかけとなり、ナオミは達郎を抹消する完全犯罪を思いつきました。
犯罪計画の実行
ナオミが描いた犯罪計画はこうです。
1.達郎の勤務先が銀行ということを利用して、「銀行のお金を着服した」という事実を捏造する
2.「着服が会社にバレ、達郎が国外逃亡した」という事実を捏造する
3.達郎を抹消し、山の中へ捨てる
この手順を踏めば、「銀行のお金を着服した達郎が国外逃亡した」という状況をつくり上げることができます。
まさに完全犯罪ですね。
「銀行のお金を着服した」という捏造は、以下のように行われました。
ナオミのことを信頼している女性に達郎を紹介
↓
達郎の銀行に3000万円を預けさせる
↓
ナオミが女性のパソコンにアクセスし、預けたお金のうち1000万円をカナコの口座へ振り込む
↓
達郎と瓜二つのリンに、カナコの口座からATMを使って200万円を引き出す
この直後、ナオミとカナコは達郎を抹消します。
あとは、達郎が国外逃亡したかのように見せかけるだけ。
「着服が会社にバレ、達郎が国外逃亡した」という捏造は、以下のように行われました。
達郎のパスポートで、達郎に瓜二つのリンを海外へ飛ばす
↓
銀行からカナコの元へ「達郎が出勤していない」という電話があった
↓
カナコは「達郎のパスポートがなくなっていること」、「カナコの口座に不審な入出金があったこと」、「達郎が帰宅していないこと」を銀行に告げ、銀行側に着服→国外逃亡を示唆する
ナオミとカナコは銀行からも警察からも疑われることなく、無事に犯罪計画を完遂しました。
達郎の家族が暴いた真実
ところが、達郎の失踪に疑問を抱いた人物がいました。
達郎の母親と、妹の陽子です。
陽子は探偵を雇い、達郎の失踪が「着服がバレたことによる国外逃亡」によるものなのかを調査してもらうことに。
その結果、達郎と瓜二つのリンの存在が明るみになり、達郎のマンションに設置された防犯カメラの映像が決定打となって、陽子は達郎の国外逃亡は捏造されたものだと確信します。
陽子はすべての調査結果を警察に伝えました。
国外逃亡を図るナオミとカナコ
その後、警察への任意同行を求められたカナコ。
しかしカナコは頑なに犯行を認めません。
皮肉にも、夫・達郎から受けてきたDVによる忍耐力が功を奏したのです。
カナコは翌朝に再度出頭することを条件に、一時帰宅が許されました。
ナオミはカナコと共に国外逃亡することを提案します。
実はこのときカナコのお腹には、達郎との間にできた子供が宿っていました。
「子供は悪く無い。子供は幸せになってほしい」と思ったカナコは、国外逃亡を決意。
翌朝、カナコはナオミと共に空港へと向かいます。
しかし、アパートを出て待ち受けていたのは、達郎の妹・陽子と探偵でした。
二人が逃亡するのではないかと、事前に待ち伏せしていたのです。
物語は佳境に入ります。
逃げるナオミとカナコ。
追う陽子と探偵。
逃げるものと追うものの激しいカーチェイスがスタート。
上述した「スピード感」は、この部分で最も感じられる部分となります。
ふた手に分かれて、何とか追手を巻くことに成功したナオミとカナコ。
空港に到着し、後は出国ゲートをくぐるのみとなりました。
出国ゲートの行列には、ナオミとカナコばらばらになって並びました。
先に出国ゲートをくぐったナオミ。
そして、カナコが出国ゲートをくぐる番となりました。
と同時に、パスポートをチェックしていた係員が、後からやってきた係員と話し出します。
そして係員が交代しました。
「寸前のところで空港に連絡がいったのか!?」と焦るカナコ。
パスポートを舐め回すように確認する係員。
係員はパスポートにスタンプを押しました。
そして…
出国ゲートを無事にくぐり抜けたナオミとカナコ。
ここで、原作「ナオミとカナコ」は終わりとなります。
この先ナオミとカナコの物語はどんなものになるのでしょうか。
果たして、二人の国外逃亡は成功したのでしょうか。
それとも出国ゲートをくぐった後に、何かアクシデントが発生したのでしょうか。
ここから先の物語は、読者であるあなたの想像に委ねられます。
管理人の所感
いかがでしたでしょうか、「ナオミとカナコ」。
国外逃亡を捏造した挙句、自分たちが国外逃亡するハメになるという結末。
果たしてナオミとカナコはこれで幸せになれるのでしょうか?
すべては、読者の想像力次第ですね。
ドラマ版では、ひと味違った奮闘が見られることでしょう。
ドラマ「ナオミとカナコ」は、2016年1月から放送開始予定です。
今から放送が楽しみですね!
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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