10月はドラマの改変時期。
早くも秋スタートドラマの中でも注目されているドラマがあります。
それが、西島秀俊が主演を務める「無痛~診える眼~」。
今回は秋ドラマ「無痛~診える眼~」について、キャストや原作、ネタバレについて紹介していきます。
「無痛は面白くない」という声もあるようなので、その辺りのリサーチもまとめていきます。
ドラマ「無痛」とは?
本格派・医療サスペンスミステリー
「無痛~診える眼~」は、10月からスタートする秋ドラマのひとつで、医療現場の舞台裏を背景に描き出された”医療サスペンスミステリー”です。
”痛み”をテーマに話が練られており、痛みを感じないことによって引き起こされる事象の数々も気になるところ。
「無痛~診える眼~」の主人公である為頼英介は、神の診察眼と呼ばれる、ある特殊な能力を所持しています。
その力をきっかけにして為頼英介は、事件に巻き込まれていくことになるのですが…。
「無痛~診える眼~」あらすじ
主人公・為頼英介は、「神の診察眼」をもちながら、地方都市の片隅で、今にも崩れそうな診療所を営む町医者だ。患者に最期まで寄り添い、生を全うさせると いう、患者のための医療を行なう医師だったが、妻の死をきっかけに、助けられない患者はどれだけ熱心に治療しても救われないと思うようになってしまった。 医者としてすばらしい資質と才覚を持ちながらも、患者の予後までを見通せるがゆえに、医療の限界に苦悩している。視診の天才・為頼は、病気を見抜けるだけ でなく、犯罪者に現れる「犯因症」(エネルギー過多の一種で、犯罪を起こす者に現れる徴候)までを見通し、ある事件を未然に防ぐ。その事件をきっかけに、 刑事の早瀬順一郎(はやせ・じゅんいちろう)から頼られるようになり、気乗りしないながらも、頼まれると断り切れない元来の優しさから、事件解決を手伝う ことになる…。
引用元 http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2015/i/150805-i144.html
ドラマ「無痛」のキャストは?
ドラマ「無痛~診える眼~」では、次の4人の豪華キャストがメインで出演します。
西島秀俊-為頼英介役
出典 topicks.jp
「無痛~診える眼~」で主人公を演じるのは、数々の作品で印象的な場面を作り出す演技力の持ち主・西島秀俊(にしじま ひでとし)。
「大奥」や「ストロベリーナイト」などでも物語の鍵を握る人物を演じました。
西島秀俊は過去にも、医者役を人気作品「チーム・バチスタの栄光」で演じており、まさにはまり役!
今回の「無痛~診える眼~」では、”特殊な能力を持っているために苦悩する日々を送る医者”を演じることになります。
一体どんな演技を見せてくれるのでしょうか!
伊藤淳史-早瀬順一郎役
「無痛~診える眼~」で西島秀俊とタッグを組むのは、伝説のドラマ「電車男」で主人公を演じた伊藤淳史(いとう あつし)です。
ドラマ内で伊藤淳史が演じるのは、刑事である早瀬順一郎。
とある事件をきっかけにして、無理やり為頼英介をその後の事件に協力させようとします。
伊藤淳史は、上記でも挙げた「チーム・バチスタの栄光」で主人公を演じていましたね。
医者役を演じる西島秀俊と共演するのは、「無痛~診える眼~」で二度目!
今回はタッグを組むということなので、どんな化学反応が起こるか楽しみですね(`・ω・´)
石橋杏奈-高島菜見子役
「無痛~診える眼~」のヒロイン・高島菜見子を演じるのは、石橋杏奈(いしばし あんな)。
初主演映画「きみの友だち」で最優秀新人賞を受賞した他、数々の受賞歴を持っている石橋杏奈は、とある理由から犯罪に特別な思い入れを持っている女性を演じます。
女優のエリート街道をまっしぐらに進んできた石橋杏奈は、「無痛~診える眼~」に一体どんなアクセントを加えてくれるのでしょか!
伊藤英明-白神陽児役
主人公・為頼英介のライバルである白神陽児役を演じるのは、俳優の伊藤英明(いとう ひであき)。
伊藤英明が「無痛~診える眼~」で演じるのは、主人公・為頼英介と同じ「神の診察眼」を持ち、その力を利用して“医療界の革命児”とまで呼ばれるようになった医者です。
伊藤英明も西島秀俊と同様に、過去には医者役を経験済み。
医者役で出演していたのは、これまた有名ドラマ「白い巨塔」でした。
伊藤英明は今作で悪役というスタンスを演じるわけですが、西島秀俊とどのように関わっていくのかが気になるところですね!
ドラマ「無痛」の原作とネタバレ
「無痛」の原作は?
ドラマ「無痛~診える眼~」には原作があります。
原作は、現代の「白い巨塔」と評されている「破裂」を執筆した、現役医師でもある久坂部羊(くさかべ よう)が書いた小説「無痛」。
幻冬舎により2008年に出版されています。
「無痛」には正当続編である「第五番」という作品もあり、こちらは2012年に出版されています。
原作のあらすじ
神戸の住宅地での一家四人殺害事件。惨たらしい現場から犯人の人格障害の疑いは濃厚だった。凶器のハンマー、Sサイズの帽子、LLの靴跡他、遺留品は多 かったが、警察は犯人像を絞れない。八カ月後、精神障害児童施設の十四歳の少女が自分が犯人だと告白した、が…。外見だけで症状が完璧にわかる驚異の医 師・為頼が連続殺人鬼を追いつめる。
引用元 amazon.co.jp
原作版「無痛」の真犯人は?
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以下、ドラマ「無痛~診える眼~」の原作である「無痛」のネタバレとなります。
ドラマを見るまで楽しみはとっておきたい!という方は、今すぐ別のサイトに移るか、下のリンクより当サイトの別の人気記事に移るようお願いします。
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それでは、ドラマ「無痛~診える眼~」の原作「無痛」のネタバレです。
物語は、一家4人の犠牲者が生まれた、とある凄惨な事件から始まります。
あまりの凄惨さに、警察は恨みからの犯行だと推測。
しかしその8か月後、警察の元に南サトミという14歳の女の子から、「自分がやった」という旨のメールが送信されました。
時・場所が変わって、主人公であり「神の診察眼」を持っている為頼英介は、ある危険人物とすれ違います。
為頼英介はすれ違った一瞬で危険人物と判断しただけではなく、「子どもに反応する」という傾向まで掴み取ります。
為頼英介は「神の診察眼」だけではなく、鍛え抜かれた観察眼により「犯因症(犯罪を起こす者に現れる徴候)」を見抜く力まで備えていたのでした。
刑事である早瀬順一郎は、為頼英介の「犯因症」を見抜く力の噂を聞きつけ、自首した南サトミが本当に事件の真犯人なのかを判断してもらおうと、協力を仰ぎます。
その結果、南サトミから「犯因症」は見られませんでした。
南サトミは、一家4人が犠牲となった凄惨な事件の犯人ではなかったのです。
事件の真犯人は、主人公のライバル・白神陽児が経営している白神メディカルセンターで機材を運ぶ仕事をしている伊原忠輝。
伊原忠輝は先天性無痛症で、生まれつき痛みを感じたことがありませんでした。
その症状により、ヒトの痛みまで感じることのできない体質となってしまい、凄惨な犯行に及んだのです。
しかしこの事件には黒幕が存在していました。
その黒幕こそ、主人公のライバルである白神陽児。
事件の動機は、弟を自殺に追いやった者への怨恨でした。
白神陽児は自身の恨みを晴らすべく、無痛症である伊原忠輝を操って犯行へと及んだんです。
その後、白神陽児は海外へ逃亡。
事件を直接起こした無痛症の伊原忠輝は、病院から逃亡。
そして小説「無痛」は、そのまま幕を閉じることとなります。
ドラマ「無痛」の見どころは?
出演キャストたちの抜群の演技力!
さて、とんでもない結末が用意されていた「無痛」でしたが、ドラマ「無痛~診える眼~」でも大きく話が逸れることはないでしょう。
気になってくるのは、このストーリーがどのような演技で展開されていくか、ですよね!
むしろ一番注目すべきところだと思います。
主人公役の西島秀俊と、そのライバル役伊藤英明は、どちらも過去に医者という役柄を務めています。
ふたりとも演技力には定評もある上に、過去に演じた職業を再び演じるということもあって、生々しく、リアリティのある世界観を生み出してくれることでしょう!
さらにそんなふたりが歪に関わっていくとなれば、どんな化学反応が起こるのか楽しみで仕方ありません(; ・`д・´)
ドラマ「無痛」は面白くない?
さて、ここまで演技力が期待されているため、「肝心の原作やストーリーが演技力に負けて置いてけぼりになるのでは?」という心配の声もあるようです。
しかし心配は無用。
上述している通り原作「無痛」の筆者は、現代の「白い巨塔」と呼ばれる「破裂」という伝説の作品を生み出した久坂部羊です。
さらに、「無痛~診える眼~」の監督を務めるのは、大ヒットドラマ「ストロベリーナイト」を手掛けた佐藤祐市。
最高の原作×最高の出演者×最高の監督
これで面白くないはずがありませんよね!
心置きなく、「無痛~診える眼~」の世界を堪能してください。
ちょっと脱線しますが、最高の原作といえば映画デスノート6冊ルール以外の裏設定は?バトルロワイヤルで新死神登場なるか?も、個人的に気になっているところです(´_ゝ`)
管理人の所感
先天性無痛症。
「生まれつき痛みを感じない」なんて、想像もできませんね。
独特なテーマを舞台に描かれる「無痛~診える眼~」。
どんな風にストーリーが展開されていくのかが楽しみです。
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