こんちには、管理人です。
つい先日のことですが、いつも乗っている車から聞きなれない音が聞こえるようになりました。
日を重ねるごとに異音は徐々にひどくなり、あまりにも耐えられなくなったので自動車整備工場へ点検&修理をお願いしにいったのですが、そこで驚愕の事実を告げられたのです・・・。
自動車の前方・フロントから異音?
怖い異音
最初に気づいた異変は、かすかに聞こえる自動車前方からの異音でした。
通常のエンジン音の他に、「シャー」のような「グオー」のような、ちょっと甲高いうなり声のような音が、時速60kmを超えるあたりで聞こえるようになってきたのです。
それでもしばらく走っていれば、その異音は次第に静かになっていき、最後には聞こえなくなっていたので、「一時的な自動車の不調かな?」程度にしか感じていませんでした。
しかし、そのかすかな異音が聞こえるようになってからわずか2,3日後のこと。
かすかにしか聞こえていなかった異音は時速30kmほどで発生するようになり、さらにその2,3日後にはアクセルを少し踏んだだけで、とびきり大きな異音が鳴るようになってしまったのです。
しかも聞こえる異音の種類は上述したうなり声のようなものだけではなく、「ガリガリッ」というもうひとつの異音も重なって発生するように・・・。
さすがに「ただの不調ではないな」と恐怖心を抱いた私は、自動車整備工場へ点検&修理をお願いしに向かいました。
・・・それがまさか”こんなこと”になろうとは、あのときの私は一切想像していなかったですが・・・。
ターボエンジンが欠損
自動車整備工場へ持って行ったところ、「まずは一緒に乗って異音を確認してみましょう」とのことでしたので、担当の方と一緒に数百メートルのドライブへ。
担当の方「あー、これはだいぶひどいですねー」
管理人「ですよねー。さすがに怖くなったので・・・」
担当の方「ですねー」
と、こんな感じの会話を繰り広げていました。
今思えば、このプチドライブの時から担当の方の表情に、若干曇りがあったような気もします。
自動車整備工場へ戻り、「しばらくお待ちください」と言われたので、私は待合室でまったりと本を読んでいました。
この時はまだ「今日中に修理してもらえるかなー」と、うつつを抜かしたことを思っていました。
コーヒーフロートが無料でもらえたので、「ラッキー!」とも思っていましたね(´_ゝ`)
そして「お待たせしました」と、担当の方が私の下へやってきました。
担当の方は重そうな口を開き一言。
「結論だけ言えば・・・、ターボエンジンが欠損しています」
10万円以上の修理費
その言葉を聞いて「あー、なんか重要そうな部分が壊れてるなー。結構お金かかりそうだなー。5,6万は飛ぶかなー」と思っていた時は、実はまだ幸せだったんです。
「ターボエンジンを丸ごと取り換える必要があって、その金額が10万円は超えるんですね」
・・・( ゚Д゚)
じゅ・・・じゅうまん!?( ゚Д゚)
そんなに重要なパーツがやられているのか!!!???
この時点でなにやら冷たい感覚が体中を駆け巡りました。
・・・これで終わっていれば、まだ笑っていられたんです。
他の部品にも悪影響が・・・
「ターボエンジンを取り換えれば、ひとまず今発生している異音は止まります」
そう聞いて、「10万はでかいな・・・」と愕然としていたんですが、追い打ちをかけるように担当の方は言葉を続けました。
「ですが、他の部品も表面に出ていないだけで、かなり危険な状態になっています。」
・・・え?( ゚Д゚)
「はっきりいって、重症です」
・・・え?え?( ゚Д゚)
「それらの部品すべてを取り換えなければ、今の車に乗り続けることは極めて危険です」
・・・え?え?え??( ゚Д゚)
「かかる費用は・・・、多分中古車を買った方が安いかもしれませんね」
・・・( ゚Д゚)
結果、車を買い替えるハメに
上の発言を聞いた瞬間、あらゆることが脳裏を駆け巡りました。
最終的にテンパりまくった私は、実家の父に電話をかけることに。
そして父と相談した結果、結局車を買い替えるという結論にいたったのです。
そりゃあ「運が悪ければ爆発します」なんて言われたら、今の車に乗り続けることなんてできません(; ・`д・´)
小さな異音が、まさかこんな結果になるなんて・・・。
そういうわけで、自動車の前方から聞こえていた異音は、車を買い替える原因となってしまったのです。
さて、ここで気になるのが、その異音の原因ですね。
もちろんがっつり聞いてきました。
結論から言うと「エンジンオイル交換をサボり続けていたせい」です。
エンジンオイル交換の大きな意味
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燃費とかいう問題じゃない
「エンジンオイル、長い間交換していませんでしたよね?」
担当の方にそう聞かれ、「あー、そういえばだいぶ放っておいたなー。めっちゃ汚れがたまってたのかなー。そのせいかなー」と思いながらも、正直に「はい」と答えた私に返ってきた言葉は予想外の一言。
「エンジンオイルがですね・・・、空っぽなんです」
・・・・・・え?( ゚Д゚)
それまで「エンジンオイル交換=燃費を良くするため」程度にしか思っていなかった私には、極めて大きな衝撃。
エンジンオイルが汚れているのは燃費が悪い、だから交換するんだ。
そんな認識だった私でも、「エンジンオイルが空っぽ」と言われれば、それが極めて異常なことぐらい察しました。
つまりターボエンジンをはじめとして、自動車のあらゆる部品が欠損していた原因は
エンジンオイルは金属部品同士の擦れ合いを軽減する
→そのためのエンジンオイルが空っぽ
→自動車の金属部品同士が異常に擦れ合う
→各種金属部品に甚大なダメージ
→特にターボエンジンが大きな欠損
→ターボエンジンの金属部分が歪に削れ、異音が発生
というものでした。
サボり続ければ大変なことに
「所詮燃費でしょ?」とすっかり油断をして、エンジンオイル交換をサボり続けていた私を待っていたのは、エンジンオイル交換を遥かに上回る出費とその他の被害。
もはやサボっていたのはエンジンオイル交換じゃないですね。
エンジンオイルの補充です。
何せエンジンオイルは空っぽだったんですから。
エンジンオイル交換を定期的に行うのは、自動車を長く使い続けるための必要不可欠な事だったんです。
だから「エンジンオイル交換は定期的に」って、耳が痛くなるほど言われるているんですね。
あなたも自動車に乗っているのであれば、エンジンオイル交換は、定期的にしっかりと行うようにしておきましょう。
そして、万が一自動車の前方からうなり声のような異音が聞こえてきたら・・・。
それはすぐさま近くの自動車整備工場で点検してもらいましょう。
私と同じように、自動車の重症のサインかもしれません。
「運が悪ければ爆発します」
自動車買い替えの出費はかなり痛いものですが、自分の身の安全と比べたら安いもの。
危険な目に遭う前に、自動車の買い替えを検討しましょう。
管理人の所感
いろいろありましたが、車検直前だったこともあって、なんだかんだベストなタイミングでの故障だったかな、と思っています。
私が乗り始めて今年で7年目、その前の所有者の時代から数えれば12年目の自動車だったので、そろそろ寿命も迎えつつあった愛車。
エンジンオイル交換をサボった結果の異音でしたが、「もうそろそろ走るのは限界だよー」という自動車からの悲鳴だったのかもしれません。
「そろそろ自動車買い替えなきゃなー」と思いつつも、出費のことを考えるといつまで経っても手が出せなかったので、私の気持ちを後押ししてくれたものだと思えば、ちょっとは前向きになれますね(`・ω・´)
今までありがとう、私のムーブカスタム!
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